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プロジェクトマネジメントの基礎
プロジェクトマネジメントの基礎
2023/9/21
21:06
2024/8/6
16:51
基本要素
人
物
金
リスク
まとめ
はじめまして、ALTURA X株式会社でLIFELOGおよびCHECKUPのPDMの山下です。
最初のブログは私の専門領域であるプロジェクトマネジメントの基礎について触れたいと思います。
基本要素
基本要素は以下4つです。
人
物
金
リスク
以上です。
本当にこれですべてです。これを細かく議論したりケーススタディをまとめたりすると世の中にあるかっこいい理論になります。かっこいい話が見たい方はPMBOKやITILといった言葉でChatGPTに聞いてみてください。
ここからは人、物、金、リスクについてそれぞれ説明します。
人
すべてのプロジェクトは人が回します。機械だけで構成されたプロジェクトは現在のところ無いので、当たり前ですよね。プロジェクトに参画されているエンジニアやデザイナ、お客様といったすべてのステークホルダー(関係者)がマネジメントの対象です。
それぞれの人に割り当てられたロールがあり、それぞれの人がロールに対して責任を持って行動しています。それぞれの人をどのように連携させて、どのように作業を進めてもらうのか検討して行動することがマネージャーに求められます。
どういった行動が取れるかは次回。
物
IT業界では建設業界に比べて物の制約が極端に少なく、クラウドサービスの出現によってさらに制約が減りました。一昔前はサーバの購入費用とセットアップ費用の見積を取得して、稟議を通してから実際の開発といったこともあり開発着手までに時間がかかることもありました。現在は物の制約が減ったことで、すぐに開発を始めることができます。
ただし、開発用端末の準備やスペースの確保といったことは今も変わらず必要です。ヌケモレの無いように物もマネジメントの対象であることを考慮しておく必要があります。
金
企業においてエンジニアやデザイナ以外のステークホルダーすべてが気にしているのが金です。金が無いと何も始まりませんし、金が無くなればプロジェクトは途中で強制終了します。金のマネジメントは絶対に外せません。
具体的なマネジメントの話は次回。
リスク
人、物、金ばかり注目されがちで忘れがちなのがリスクです。
プロジェクトのスタート時点でリスクを洗い出し、一定期間ごとに見直しを行うことが大切です。しかし、どんなプロジェクトも工数は最小限しか確保できないのが一般的でリスク検討の工数確保はほぼ不可能です。現実的にリスクを洗い出し、メンテナンスを続けるかは腕の見せ所ではないでしょうか。
具体的な話はまた次回。
まとめ
今回はプロジェクトマネジメントの基礎である人、物、金、リスクの4点について簡単に説明しました。次回以降、それぞれについて深堀していきたいと思います。